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頑張らないサラリーマンのインデックス投資

意識低めのサラリーマンがゆるく考える投資や家計簿、節約その他いろいろ

アーリーリタイアは目指さない(前編:老後資金と年金)

インデックス投資ブログ界隈を見て回ると、投資におけるひとつのゴールとして、アーリーリタイア(早期退職)もしくはセミリタイアを掲げている方が数多くいらっしゃいます。ブログ村にもカテゴリが存在し、沢山の実例を目の当たりにすることができます。

 

すでにリタイアを実現された方、もう少しで手が届く方。長年の運用によって資産を積み上げた方、あるいは副収入がどんどん成長して本業を追い抜いた方。彼らの華麗なる生活に思いを馳せて「羨ましいなァ」などと思いつつ、「でも自分には無理だろうな」と、芸能人の生活でも眺めているような気もちで接しています。

 

果たしてどれくらい無理そうなのか、ちょっと考えてみましょう。

100歳まで生きるつもり

少し前ですが「LFE SHIFT」という本が話題になり、私も一読しました。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

乱暴に一言で説明すれば、若い人は100歳近くまで生きる可能性が高いよ。それを見越して個人も社会も準備してね。という内容です。

 

平均寿命が(健康寿命も)今後も伸びていくという仮説には一定の説得力がありますし、万一に備えるという観点からも100歳寿命を想定しておくのは妥当なラインだと思いました。日本では特にそうですね。

 

もし早期にリタイアせず、現在の実質的な定年と言える65歳まで働いたとしても、そこから35年間(!)もの生活をまかなう必要があります。夫婦二人、慎ましく暮らしても年間でざっと250万円くらいの生活費はかかるでしょう(超概算)。250x35=8,750万円もの老後資金が必要になる計算です。さらに歳をとれば医療費や老人ホームの利用料もかかります。ざっくり1億円以上は必要になると言ってよいでしょう。

 

実際に1億円をゴールとしているアーリーリタイアブログはそれなりに多いように思えます。

待って、年金があるよ!

そうです。私とパートナーは日本国民で日本のサラリーマンですので、それぞれの年収に応じた年金がもらえます。もし現在と同じ基準でもらえるとすれば、ざっくり年間240万円くらいになる計算です。(具体的な計算はこちらの記事を参考にしました→

年金、あなたはいくらもらえる?平均受給額と早見表)

 

ですが少子高齢化と人口減少が加速する日本で、年金支給額がいまの水準を維持できる可能性はほぼありません。もちろん将来の事なのではっきりとは分かりませんが、現在の支給額に対して7~8割程度になるという予想が多いようです。悲観的に見積って5割になるとすれば、夫婦二人で年間120万円しか支給されない計算です。

 

120x35=4,200万円が年金によって賄えるとしても、残り6,000万円以上の資産がなければ破綻します。ひええ!

 

現在の私の見通しでは、年間90万円くらいは貯蓄or投資に回せそうです(5万/月+ボーナス30万/年)。これを目標アセット・アロケーションで65歳まで運用した場合、最頻値(最もありそうな結果)は4,000万円程度になります。しかし将来は無リスク資産にも積立をしますので、最終的なリターンはこれより低くなるでしょう。これでは全然足りません。

 

ちなみに我が家は2人とも零細企業勤務ですので、退職金はまったくアテにできません。アーリーリタイア以前に、老後破産が見えてきたまる子なのであった。

 

後半へ続く。(キートン山田の声で)

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